

日経産業新聞掲載記事
ベル・データ、ストレージ半額に
専用ソフト使いサーバーに保存 / 初年度300台目標
IT(情報技術)機器販売のベル・データ(東京・新宿、小野寺洋社長)は月内をメドに、従来に比べ半分程度の投資コストで済む外部記憶装置(ストレージ)を発売する。専用のソフトウエアを活用し複数のパソコン(PC)サーバーを連携させることで、専用のハードウエアを不要にした。企業向けに初年度は300台の出荷を目指す。
販売を始めるのは「スケールICSストレージ ノード SNシリーズ」。最小構成の場合、3台のPCサーバーを使い、専用ソフトでデータを2台のサーバーにコピーして保存する。仮にストレージを構成するサーバー1台が障害に見舞われても保存しているデータの安全性を損なうことはないという。
PCサーバーを複数台使うことにより、既存のストレージ製品のように専用のハードウエアを設ける必要がないため、初期投資を低減できる。
1テラ(テラは1兆)バイトごとの細かな拡張が可能で、小規模システムとしても整備しやすいという。
価格はPCサーバー1台当たり90万円(税抜き)。最小構成で最も少ない導入費用は270万円(同)から。割安感を前面に打ち出し、大手から中小に至る幅広い規模の企業に販売する方針だ。
ベル・データはこのストレージ製品の発売にあたり、米スケールコンピューティングと国内総代理店契約をこのほど締結。スケールコンピューティングは米国で1000台以上のストレージの出荷実績がある。社内で蓄積するデータ量が増えるなか、低価格のストレージ製品を開発・販売する企業として注目されている。
(2010年3 月18 日 日経産業新聞 10面)
